車酔いの原因とは？

そもそも犬が車酔いする原因は、大きく分けて3つあります。

・恐怖心や車内臭

日頃経験することのないスピードでの移動、密閉空間、独特な車内臭により車酔いするケースは多い傾向にあります。現在では技術の発展により車が一家に一台ある状況も珍しくなくなりましたが、通常犬は車に乗る機会も少なければ、車慣れをすることもありません。そのため、パニック状態になり車酔いを引き起こすことがあります。

・三半規管への刺激

犬も人間と同様に三半規管で感じ取る不規則な車の揺れと、目や身体から脳へ伝達される情報の不一致から、自律神経が乱れて吐き気や嘔吐を起こす可能性があります。

・空腹や満腹

三半規管による車酔いの理由と同様に人間と同じく、空腹や満腹時に車に乗ることで酔いやすいです。体内の血糖値の低下や振動による胃への刺激が原因で車酔いが発生します。そのため、軽食を摂ってから、車に乗るようにすることが最適です。

車内臭の改善や軽食を食べてから車に乗ることなどは、車に乗る前にできることですので、愛犬のためにも「前もって」の実施を心がけるようにしましょう。

車酔いの症状とは？

犬の車酔いによる症状をご紹介いたします。

• 舌を出す
• ぐったりとする
• 落ち着かない
• 頻繁にあくびをする
• よだれを垂らす

これらの症状が見受けられた際には、可能であれば車を止め、少しばかり安静にさせましょう。どれも車酔いの初期症状のため、大きな問題はありませんが、我慢させ続けると下痢や嘔吐にもつながりますので、早急な対処を心がけるとよいでしょう。

車酔いの対処方法について

誰もが一度は見たことのあるチャイルドシートですが、実は分厚いクッションやベルトにより振動を軽減させ、車酔いを楽にしてくれる効果があります。同様に犬用のクッションにも同じ効果を期待することができます。

さらにクッションと犬の隙間にタオルなどを詰めて身体を固定してあげることで、より酔いにくくすることが可能です。

また、キャリーごと車に乗せる場合、キャリーの中でも外でも使用可能なクレートクッションベッドがおすすめです。衝撃の吸収面でも少し分厚めの商品を選定することがポイントです。

さらに現在、販売されているクレートクッションの中にはデザイン性を追求した商品なども多いです。愛犬が車の中で車酔いすることなく、クレートクッションで快適に過ごすことができ、かつ愛犬の周りの空間をお洒落に着飾ることができます。

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